先天性四肢欠損の子供を育てる親のブログ

娘は「先天性四肢欠損」「先天性心疾患」を持って生まれてきました。それでも娘は力強く生きてます。そんな愛する娘を幸せにしてあげたい両親の気持ちを綴るブログです。

初めて我が子を腕に抱いて

投稿日:2018年4月28日 更新日:

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2回目の対面

正直、緊張しました。

言葉で聞くのと実際に見るのでは

大きく違うのではないかと。

実際にツムちゃんの“左手”を見たら

ショックを受けてしまうのではないか。

お腹の中にいた時に愛しく思った気持ちや

出産直後に顔を見たときにうれしく思った気持ち。

今ツムちゃんに会って

その時と同じ気持ちを持てるのかと考えてしまったからです。

でも、早く会いたい。ツムちゃんを抱きしめたい。

そんな複雑な心境のまま、

2人での話を終え夫が

「じゃあ、ツムちゃんここに連れてきてもらうね。」

といい、ナースコールをしました。

緊張、不安は一瞬で吹き飛んだ

‟トントン”

ドアをノックして助産師さんがツムちゃんを連れて

部屋に入ってきました。

近くに来てすやすや寝ているツムちゃんの顔を見た瞬間

さっきまで考えていた緊張や不安は消えました。

かわいくって愛おしくって。

自然と笑顔になり「かわいい。」

と言葉が出ました。

助産師さんが左手を見せてどんな状態かを説明してくれました。

ひじから先が無く

二の腕の先に小指と薬指だけの小さな手がありました。

みんなとは違う形の手。

「抱っこしますか??」と助産師さんがいいました。

わたしはすぐに「はい。」と答えました。

帝王切開後でまだ起き上がれなかったので

腕枕をするような形でツムちゃんを隣に寝かせてくれました。

その後もずっと見ていられると

気づけば写真をいっぱい撮っていました。

わたしたち夫婦のところに来てくれた

大切な大切なツムちゃんという存在を大きく感じ

その時の愛しく、うれしい幸せな気持ちは

お腹の中にいた時や出産直後の気持ちより

はるかに大きなものでした。

はじめてのおっぱい

「おっぱいあげてみる??」

助産師さんがいいました。

初めての授乳。

『え??母乳もう出るのかな??』

『どうやってすればいいんだろう??』

と戸惑っていると

助産師さんがおっぱいの状態を確認して

赤ちゃんをおっぱいに近づけて

吸えるように誘導してくれました。

ツムちゃんもわたしも初めてのことにぎこちなかったけど

おっぱいを探して顔を動かして

必死に吸おうとするツムちゃん。

まだちょっとしか吸えなかったけれど

その必死な姿にすごく感動しました。

助産師さんの言葉

そんな風にツムちゃんとの時間を過ごしていると

助産師さんが

「私には自閉症の子どもがいます。

わかった当時主人と2人でたくさん話し合いました。

病気や障がいを“受け入れる”って

本当に難しいし時間がかかることです。

でも、今のおふたりの赤ちゃんに対する

接し方や声のかけ方を見ていたら

きっと大丈夫だなと思いました。」

と言葉をかけてくれました。

すごく心強く勇気づけられました。

 

今思い返すと

“受け入れる”という難しさを知るのはもっと先でした。

でも、このお話を聞いていたことで支えられた部分がありました。

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自己紹介

私達
夫(sashi):1988
妻(sami ):1990
娘(ツム):2018.4.27
2018年4月27日深夜。
私達の第一子が産まれました。生まれてきた娘(ツム)は、その小さな身体には大きすぎる壁を持っていました。
先天性四肢欠損。娘の左手はひじから先がほとんどなく、心臓にも先天性の病気がありました。
このブログは私達が受け入れるための成長の記録をメインとして更新していきます。
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