先天性四肢欠損の子供を育てる親のブログ

娘は「先天性四肢欠損」「先天性心疾患」を持って生まれてきました。それでも娘は力強く生きてます。そんな愛する娘を幸せにしてあげたい両親の気持ちを綴るブログです。

無事に産まれてほっとした後に告げられたこと

投稿日:2018年4月28日 更新日:

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個室に移って朝を迎えて

無事ツムちゃんが産まれて、わたしの処置も終わり個室に移動しました。

まだ麻酔も切れていなかったので安静にして、ゆっくり休んでということで

この日ツムちゃんは別室で助産師さんがお世話してくれていました。

夫と母が部屋に来て「おつかれさま、ゆっくり休んでね」

と声をかけてくれました。

夜中の出産でみんな寝ていなかったので、それぞれ睡眠をとりました。

わたしは無事産まれた安心感と喜びで“ハイ”になっていたのか

あまり眠れず朝を迎えました。

助産師さんが術後の経過を見にやってきて検温や点滴の交換などをした後

夫が「話をするのでそのあとまた、お呼びするかもしれません。」

と助産師さんに声をかけていました。

わたしは「???話?」

と不思議に思っていました。

夫の口から告げられたことは

そんな風に思っていると

夫がベッドの近くにイスを移動して真剣な表情で話始めました。

「僕たちの赤ちゃん。無事に産まれてきてくれたんだけど

左手がなかったの。ひじから先がなかったの。」

突然の告白に頭が追いつきませんでした。

そんな中、すぐ出てきた言葉は

「元気なんだよね??赤ちゃん元気なんだよね??」

でした。

無事産まれた安心感が強かったからなのか

出産を終えたという達成感が強かったからなのか

まだ実際に赤ちゃんの左手を見ていなかったからなのか

その感情をあまりはっきり覚えていませんが

赤ちゃんに何か危険があったのかという心配のが強かったんだと思います。

“手がない”という事実を受け止めるより先に

“元気に生きている”ツムちゃんという新しい命が

ちゃんとここにあることを確かめたかったのです。

でもそのあとすぐに

『みんなにあるものがないということは

どれほど大変なのか

乗り越えなければいけないことがたくさんある

傷つくこともいっぱいある

悩むこともいっぱいある

ツムちゃんが背負うものは簡単なものではない

親として母として何をしてあげたらいいのか』

そんな様々な考えが頭の中をめぐりました。

夫の口から聞けて良かった

“左手がない”

五体満足で産んであげられなかった。

悲しみとはまた違う、申し訳無さや、なんで?どうして?

という感情もどんどんわいてきました。

涙がたくさん溢れました。

でも泣きわめいたり、取り乱したりパニックにならなかったのは、

先に医師から話を聞いて受け止めてくれていた

夫が居てくれたからだと思います。

わたしより先に話を聞き

一晩私わたしよりももっと色々なことを考えていたと思います。

それにわたしは何も知らず

処置が終わって個室に夫が来た時

「赤ちゃん抱っこした??かわいかった??」

と今考えればとても酷なことを聞きました。

わたしに心配かけないように笑顔を保つのに必死だったと思います。

そんな夫の口からこの事実を聞いたからこそ

強く心をもてていたのかもしれません。

その後わたしが夫に話したことは

「赤ちゃんは元気だよ。」

その夫の言葉にほっとして

「じゃあ大丈夫だ!!強く育てよう。

いろんなことがあるかもしれない。

でも乗り越えられるようにしよう。

ツムちゃんはわたしたちのところにきてくれた。

それが何よりうれしい。」

そんな話をしました。

そして

大変なことはいっぱいあるかもしれないけど

その分楽しいこともいっぱいしよう。

家族3人でいっぱい笑おう!!

みんな大好きだから。

そんなことを強く強く思いました。

 

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自己紹介

私達
夫(sashi):1988
妻(sami ):1990
娘(ツム):2018.4.27
2018年4月27日深夜。
私達の第一子が産まれました。生まれてきた娘(ツム)は、その小さな身体には大きすぎる壁を持っていました。
先天性四肢欠損。娘の左手はひじから先がほとんどなく、心臓にも先天性の病気がありました。
このブログは私達が受け入れるための成長の記録をメインとして更新していきます。
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